ショッパーズプラザ 中島です。
少し前に「お金は魔物 人間関係にダメージを与える実家の処分」
この様な見出しの記事を見かけました。
仲の良い兄弟が、実家相続で揉めて裁判の末、判決が出たが
もう一生顔を合わせる事は無い。
そんな内容のものでした。
・へぇーそんな事あるんだ
・うちは兄弟仲いいから
などなど、皆さまこんな反応です。
でも、私 今までこの様な相談を何件もお受けして
おります。
で、皆さま一様に「こんな筈じゃなかった」と。
私の知人の例ですと
- 住まいはおばあちゃん(母方)名義で、父、母、知人で暮らしてた。
- 母の兄弟(親戚)が他に2人(母入れて3人兄弟ですね)
- 今までおばあちゃんの面倒を母が見ていたので、実家に関しては母が好きに処分して、との話になっていた。
どうでしょう?良くある話ですよね?
そしておばあちゃんが亡くなり、相続が発生。母が古屋を取り壊し
父 母 知人(未婚)で住む2世帯住宅を建て替えようとした所。
他の2人の兄弟から待った!と。
自分たちにも権利がある!と。
※土地の価値は5~600万円ほど、2世帯住宅を建築するのに
知人が3600万円の融資を受ける。
要は、相続で大儲けしてその一部のお金で建て替える話ではないのです。
結果、一人当たり約200万円のお金を支払いました。
当然、私の知人も「大丈夫、親戚みんな了解しているから!」と
言っていました。
本当にこんな感じで皆さま揉めます。
私の知人は幸い裁判にはなりませんでしたが、記事の様に裁判に
まで発展した場合、実のご兄弟でも「もう一生顔は合わせない」
そんな気持ちになってしまう事も想像出来ます。
そうなってしまったら遅いです。
そんな予感。将来の構図が何となく事例に似ている。など。
少しでも「匂い」がございましたら、是非お早めに私まで
ご相談下さい。
結果、問題が無ければそれで良いのです。
問題が後々に出てきましたら、もう手遅れかも知れません。