横須賀市と三浦市の花である「ハマユウ」があちこちで見ごろを迎えています。
ハマユウ(浜木綿、学名: Crinum asiaticum)はヒガンバナ科の多年草。「ハマユウ」の名の由来は、「木綿(ゆう)」と呼ぶ神道神事で用いられる白い布(コウゾなどの樹皮を細く裂いた繊維から作った布)に似ていることから。別名のハマオモトは、肉厚で長い葉がオモト(万年青)に似ることから。
水はけが良く日あたりの良い場所を好み、主に温暖な海浜で見られる(海浜植物)。道ばたや公園、庭に植えられることもある。
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東アジアから南アジアにかけての主に黒潮に直面した沿岸部の砂丘で自生しており、北限は年平均気温15℃の等温線および年最低気温の平均-3.5℃の等温線とほぼ一致するそうです。横須賀市佐島にある「天神島」が自生の北限で、神奈川県の天然記念物に指定されています。
見ごろを過ぎると茶色くシナシナになって見た目がちょっと・・・と思ってしまうのですが、年間平均気温15℃のラインが北限だと聞くと、ハマユウは「温暖な気候の証明」みたいな花なんだなぁと感心してしまいます。
ところで、ここ数日は「猛暑」ですが、内陸部のうだるような暑さと比べれば三浦半島は「海風」があるので暑さの質が違います。
お住み替えをご検討の方、ぜひ一度体感なさってみて下さいね!