相続税の基礎控除(相続はじめの一歩その14) |
”相続税” どんなイメージがありますか? 〇お金持ちが支払う税金〇 〇我が家は預貯金ないから関係ない〇 と思われている方多いのではないでしょうか? では「お金持ち」ってどのくらいの?が問題です。 平成27年1月1日に相続税基礎控除が改定されて 相続財産から控除することが認められる一定額は、 3,000万円+600万円×法定相続人の数です。 例えば、被相続人と妻と子供が一人のご家族の場合 3,000万円+1,200万円(600万円×2人)=4,200万円 4,200万円以下の相続財産の場合には相続税はかかりません。 因みに生命保険金の基礎控除額は、500万円×法定相続人の数 となりますので先のご家族の場合は、1000万円となります。 死亡保険金3000万円の保険にご加入されていた場合は、 1000万円は相続税がかかりませんが2000万円は、相続財産 となります。プラスご自宅の不動産となると・・・ 意外と身近なことだとは思いませんか?
相続税の基礎控除(相続はじめの一歩その14)
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成年後見制度 (相続はじめの一歩その13) |
成年後見制度とは、「成人」で「判断能力が不十分な人」を守る制度です。 「判断能力が不十分」ってなんか気持ちの良い表現ではありませんよね。 今日は、成年後見制度には二つあるなかで「任意後見制度」について。 「任意後見制度」は、現在元気で判断や意思能力になんら問題がない時に 将来に備えて、自分の事(思い)を自分で決めておける制度なのです。 具体的には「誰に」「何を」「どこまで」を決めておける制度なので、 ご自身の頭が元気な時でなければならないのです。 「判断能力が不十分」になる前に是非、ご検討いただくと 良いのではないでしょうか?
成年後見制度 (相続はじめの一歩その13)
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遺留分(相続はじめの一歩その12) |
今日の横須賀の最高気温は34度!暑い暑いお盆休みです。 お隣の横浜は36度なので横浜と比べれば過ごしやすい? のかもしれませんね。水分補給は意識的に♡ さて今日は《遺留分》(いりゅうぶん)のお話。 またまた漢字を見ただけでもアレルギーな字ですよね。 なので簡単にざっくりと説明致します。 例えば被相続人が生前に「私の財産は愛人に全部残す」 なんて遺言書を残していたとします。遺言書に何を書こうが本人の 自由なので遺言書自体は有効です。。。 どうでしょうか?!愛人の存在さえも知らず、おまけにこんな 遺言書が出てきたときには、その後の相続人の生活にもかかわって きますよね。そこで《遺留分》が登場です。 どの様な遺言書があっても相続人について一定の相続分を認める という法律です。(安心とはいきませんが法律が守ってくれています) 注意が必要なのは、兄弟姉妹には遺留分はないので注意しなければ!
遺留分(相続はじめの一歩その12)
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特別寄与料(相続はじめの一歩その11) |
Yさんの願いは叶いますよ♡ 以前はどんなに献身的に介護などを行ったと してもお嫁さんには相続権がありませんでした。 しかし、2019年7月に「特別寄与料の請求権」 が創設されました!どんな事かというと~ これは相続人ではない6等身以内の血族や 3等身以内の婚族がその貢献度によって「寄与分」 として請求できる制度です!これでYさんの願いは 叶いそうですが・・・心優しいお嫁さんが義父さん のお世話を「対価として支払って!」と主張されるかは 謎ですがね。
特別寄与料(相続はじめの一歩その11)
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ひと休み(相続はじめの一歩その10) |
昔堅気で照れ屋なYさん。奥様を亡くされて15年。 Yさんも3年前に脳梗塞で半身に軽い麻痺が出てしまいました。 毎日、同居のお嫁さんが本当の娘の様に献身的に面倒を 見てくれているそうです。 「なかなか照れくさくて”ありがとう”なんて言えないが 本当はとても感謝しているんだ。あぁ私が死んだら嫁に 感謝の気持ちとして少しばかりの遺産を贈りたいな」 とYさん。さてさてお嫁さんはYさんの思いを受け取れる のでしょうか?
ひと休み(相続はじめの一歩その10)
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相続は誰にでも(相続はじめの一歩その9) |
「相続」と聞くと皆さん「うちには財産ないから~」と 仰います。きっとそれは『相続税』のことだと思います。 確かに亡くなられた方の財産によって『相続税』課税か 非課税かに税のお約束事で分かれますが、『相続』は どんな形であれ全ての人に起こる出来事だと思われて いた方が良いと思います。
相続は誰にでも(相続はじめの一歩その9)
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相続税はいつまでに(相続はじめの一歩その8) |
大切な人が亡くなってしまった・・・ 悲しくて悲しくて・・・と泣いてばかりは 居られないのが現実!非日常的な事が波の様に 押し寄せてくる数か月です。 細かなスケジュールはまた次の機会に。 相続税は、相続が発生した日(亡くなられた日の翌日) から10ケ月以内に「相続税の申告書」を税務書に提出 する必要があるので10ケ月と覚えておきましょう!
相続税はいつまでに(相続はじめの一歩その8)
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誰が相続人?(相続はじめの一歩その7) |
「暑いですね~」(言わない様にしていても言ってしまう) 「暑いですね~」(笑)今日から夏季休暇の方々も沢山おられる のではないですか?(羨ましい・・・) COASKA Bayside officeは、お盆期間中も営業中ですので帰省を 自粛された方もCOASKA Bayside Storesに遊びに来て下さい! 今日は、「誰が相続人?」のお話。 『被相続人』(故人)が離婚や再婚を繰り返している場合は、 思わぬ親戚や会ったこともないほぼ他人?が相続人だったり! ご自身もさることながらご両親やご兄弟にもお心当たりのある 方は、「誰が相続人」問題は整理しておいた方が良いかも しれませんね。
誰が相続人?(相続はじめの一歩その7)
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被相続人って誰?(相続はじめの一歩その6) |
今日は、今年一番の猛暑予報です。 コロナ感染予防対策のマスクをしつつの猛暑! 水分補給を万全に熱中症対策も気をつけなければ! 毎日が「予防対策」ですね。 今日は、暑く頭もクラクラなので相続の入口から 『被相続人』って誰の事? 答えは、亡くなった人の事です。 「相続される人」と記載がありますがわかり辛い 『相続人』と混乱しますよね。
被相続人って誰?(相続はじめの一歩その6)
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続) 遺言について(相続はじめの一歩その5) |
昨日は、”いごん”と””ゆいごん”読み方についてお話しました。 少し意味合いが違うのかな?から今日は、法律上の効力のある ”いごんしょ”についての最近の動きのご紹介。。。。。 2020年07月(先月ですね)から「自筆証書遺言書」の 法務局での保管制度が創設されました。(また難しい言葉) 簡単に言えば、①今まで直筆(手書き)で自分の財産目録まで書か なくてはならなかった事が財産目録の一部がパソコンで作成した 書類やコピーでもよくなった事。②直筆で書いた「遺言書」を生前に 法務局に提出すれば「遺言書」が法の定めに適合しているかを専門家が チェックしてくれて原本や画像データを法務局が保管してくれ法務局が 「遺言書」を預かっている証明書までも発行してくれる是非とも活用 いただきたい制度です。法務局?どうやって?はまた次の機会に。
続) 遺言について(相続はじめの一歩その5)
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遺言について(相続はじめの一歩その4) |
昨日は、エンディングノートについてでした。 今日は「遺言」のはじめの一歩 私たちは、日常”ゆいごん”と読み言いますよね。ドラマの世界でも ”ゆいごん”と言っています。しかし、法律家の先生方は、”いごん” と読まれ言われます。どちらも正しい読み方ですが何が違うのかを ご紹介を。。。。。 ゆいごん⇒生きている間に家族に対して残す言葉 いごん⇒法律上効力のあるものを指すときに専門家が使う言葉 何が違うのかサッパリわかりませんね。(笑) 明日は、もう少し具体的に。。。
遺言について(相続はじめの一歩その4)
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エンディングノート(相続はじめの一歩その3) |
なかなか家族の前では言えない「言葉」はきっと 沢山あることだと思います。私もそうです。 いつもケンカになってしまう長年連れ添った奥様への 「感謝の言葉」つい素直になれず小言になってしまう 可愛い子供への「感謝の言葉」ご両親への「感謝の言葉」 自分自身が子供のころ抱いていた「夢」等々 日頃素直になれず言葉にできない大切な人へのメッセージが 後にとても役に立ちます。 堅苦しくなくていいんです。 走り書きでもいいんです。 是非、あなたの思いを残してください。
エンディングノート(相続はじめの一歩その3)
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相続ってお金持ちだけの問題?(相続はじめの一歩その2) |
「相続」はお金持ちの問題だから家には関係ないわ!と思って いらっしゃられませんか? 資産何十億の遺産相続争いで殺人事件が・・・! とドラマでよくあるお話ですが(笑) 現実はそうでもなく、紛争件数の約75%が相続税とは関係のない 遺産総額5000万円以下の遺産分割で紛争が起きているのです! チョット驚きませんか? 仲良し家族がある日突然にケンカをしない為に準備をしてあげる事 がご家族にとって大切なことなのかもしれません。
相続ってお金持ちだけの問題?(相続はじめの一歩その2)
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相続人は誰?(相続はじめの一歩その1) |
「相続」と聞くと大切な人の「死」を連想します。 誰も考えたくない事です。 しかし誰にでも残念ながら訪れてしまう現実。 本日ご来店のT氏の話「なんかコロナでいつ死んでしまうか 分からない世の中だからねぇ~今のうちに・・と思って本屋に 来たんだけど・・・ 難しいねー頭痛くなって帰ってきちゃった」 とお元気な82歳のT氏!「とりあえず何から始めたらいい?」に 「先ずは、大切な想いをお伝えするご家族(相続人)を確認しましょうか?」 と家系図作成に困惑・・・「知っているはずが・・・わからないなぁ~ よし!夏休みの宿題だ!これをちゃんと完成しよう!」と。 「完成したらまた来る!」と元気に帰られていきました(笑) T氏のはじめの一歩です。
相続人は誰?(相続はじめの一歩その1)
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