1995(平成7)年12月の閣議で制定されました。
この年の1月17日午前5時46分、淡路島北端を震源とする兵庫県南部地震が発生しました。
いわゆる阪神・淡路大震災です。
マグニチュード7.3で震源の深さは約14キロ。神戸市・芦屋市・西宮市と淡路島の北淡町で初めて震度7の激震を記録しました。
大都市神戸を中心に阪神間の人口密集地を直撃し、鉄道・高速道路・港湾等の交通機関や電気・水道・ガスのライフラインが壊滅状態となり、
自宅を失なって避難した人は最大で23万人に達しました。
死者は、震災が原因で亡くなった人を含めると6000人を超えました。
負傷者は約42000人、倒壊家屋は約40万棟。被害総額は10兆円にものぼります。
この災害ではボランティアが活躍し、1995年は日本の「ボランティア元年」といわれました。
また同日は、震災から11年目の2006(平成18)年に兵庫県が「ひょうご安全の日」と定めています。