10月27日~11月9日は第72回読書週間です。
と、いう事で最近読んで面白かった本をご紹介します!
「村上海賊の娘」(新潮文庫刊)
著者は映画化もされた「のぼうの城」と同じ和田 竜さんです。
本屋大賞受賞作(2014年)でございます。
ストーリーは。。。
戦国時代に瀬戸内海を席捲した村上水軍の当主の娘を描いた物語。
この「姫」が男勝りの相当なおてんば娘。
信長に兵糧攻めにされた本願寺に食糧を運び入れる戦いに加わって荒くれ男ども相手に大暴れする。
と、いうお話。
この主人公の姫・景(きょう)が溌剌としていて魅力的。
現代だったらモデル並みの美女なのに当時の感覚では醜女(いわゆるブス)。
戦えばそんじょそこらの男では到底敵わない。
かといってヒーロー的過ぎずダメ人間的でもあったり。
他にも味のある登場人物が目白押しでございます。
そして、戦闘シーンがメチャメチャ面白い!
まるで映画「ダイハード」さながらの迫力!
終盤は手に汗握る面白さでイッキに読んでしまいました。
映画化の話もあるようで、誰がどの人物を演じるのか楽しみです。
ただこの本は全4巻で前半の2巻は「ん~、いまいち?」
でも3巻の途中から俄然面白くなります!
読み始めて「面白くない」と思っても最後まで読んで下さい!
絶対に損はさせませんよ?!