先日、2024年度の上半期をめどに新紙幣が20年ぶりに発行されることが発表されました。
1万円札に「近代日本経済の父」と呼ばれる渋沢栄一が選ばれましたが、あるテレビ番組の特集にて鮫島純子さんが出演されておりました。
鮫島純子さんは、渋沢栄一さんの四男で実業家の渋沢正雄さんの娘として誕生しました。
その後、軍服姿のお見合い写真を見て一目惚れし、女子学習院高等科を卒業した翌月、20歳で岩倉具視さんの曽孫・鮫島員重さんと結婚しました。
旦那さんは、介護の末、1999年に自宅で亡くなりましたが、鮫島純子さんは90歳を過ぎても元気でポジティブです。
そんな鮫島さんですが、元気の秘訣はどんな事があっても、”ありがとう”の精神を忘れない事だそうです。
とある日、鮫島さんは1冊の本をもらい、その本に書かれてあった「人間の肉体は期間限定で神様からお借りしているもの。本当の自分の霊魂は何度も違う環境に生まれ変わり、学びながら磨かれるべきもの」という言葉に納得しました。
それから、何があっても「ありがとう」と声を発し、感謝するようになったそうです。
なんと、骨折した際に「骨折したことにありがとうございます」と、良いことだけではなく、悪いことに対しても「ありがとう」と感謝し、ポジティブな生活をしています。
そんな、鮫島さんの様に日々の生活で感謝の言葉を表現出来るようになりたいものです。