東浦賀にある新築物件の写真を撮りに行ったところ、道路向かい側に小さいながらやけに存在感のある鳥居を発見しました!
境内のソテツがなんとなくトロピカル!
鳥居の横にあった案内板を読んでみると・・・
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東耀稲荷(とうよういなり)
創建は天明2年(1782)で、食保命(うけもちのかみ)をお祀りしています。
東耀稲荷の名の由来は、隣接する東耀山顕正寺の山号(さんごう)からとったもので、古くは顕正寺の境内にあったといわれています。
さほど大きくありませんが、欄間(らんま)や格天井(ごうてんじょう)などには見事な彫刻が施されています。
屋根には恵比寿と大黒天の飾り瓦がのり、干鰯(ほしか)で栄えた東浦賀の繁栄ぶりを今に偲ばせてくれます。
また、この稲荷は、火防(ひぶせ)の神としても崇拝されています。
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見た目はコンパクトでも「食」「防火」さらには「疫病」からも守ってくれるそうで、屋根には恵比須様と大黒様が乗っているという、とっても盛りだくさんなお稲荷さんでした。
ちょっと狭い石段を登ると、ソテツの葉っぱの先に小さいながら立派なお社が現れました。
左右にはお狐様。お社のあちこちに立派な彫刻がありました。
お社内部の天井や欄間にも見事な彫刻が施されています。
屋根の上には恵比寿様と大黒様がいらっしゃるそうなんですが・・・
写真を拡大してみました!
屋根の右には恵比寿様
左側には大黒様がいらっしゃいます
さて、どのあたりにいるのでしょうか?
ぜひ現地へ行って探してみて下さいね!
東耀稲荷
横須賀市東浦賀2-6-6
京急本線「浦賀」駅より観音崎またはかもめ団地行きバスで約5分
「新町」停下車徒歩約3分